同業者向け
司法書士事務所を独立開業したら食べていけるのか
試験合格者や事務所勤務者は「まず独立で食べていけるか」想像することがあると思います。筆者も例外ではなくそのあたりがすごく気になっていろいろなネット記事を見ていました。実際に開業した立場として、ここでは資格関係の業者が書け …
不動産決済業務の落とし穴②
事前の持ち物のご案内 業務では事前に必要書類などの持参物のご案内をするのが通常です。当日に忘れ物をして、それが自分のせいであった場合は目も当てられません。不動産決済には遠方からいらっしゃる方も普通にいます。 例えば、東京 …
不動産決済業務の落とし穴①
不動産決済中心の事務所にいて若干2年勤務した経験から、不動産決済にのぞむ上での致命的な落とし穴を振り返ろうと思います。司法書士事務所勤務は、その事務所によっては新人に対してやや放置寄りの対応をされることもあろうかと思うの …
相続分譲渡と相続登記の単独申請-保存行為-
法定相続人が複数に及ぶ相続登記では当然ながら遺産分割協議書を作成します。これが例えば20人ほど、多人数に及ぶ相続人であった場合は遺産分割協議書に押印していただくのは困難になります。そこで相続を取りまとめるべく使うテクニッ …
外国在住の方の不動産登記
不動産登記の申請に関して、添付書類として「住民票の写し」や「印鑑証明書」を添付することが多いです。それらについて添付できないケースがあります。 それは、、、外国在住の方のケースです。 ①住民票の写し 特に所有権の登記の場 …
医療法人の役員任期更新(社団)
医療法人の役員変更という少しレアな案件について書きます。 同業者のお役に立てればと思います。 医療法人の登記事項 医療法人の登記事項です。 目的及び業務 名称 事務所の所在場所 代表権を有する者の氏名、住所及び資格 存続 …
抵当権抹消で登記識別情報(権利証)紛失
抵当権抹消登記は通常、 委任状 登記識別情報(又は登記済証) 解除証 以上の書類を銀行にもらって申請します。 しかし、書類一式を失くしてしまう方がいます。書類を受け取った後、そのまま何もせず亡くなってしまい、相続人が困る …
合同会社の社員加入と資本金
合同会社の社員の加入方法は大きく分けて次の3つです。 新たな出資による加入 持分(社員権)の譲受による加入 持分(社員権)の一般承継(相続・合併)による加入 株式会社と異なる点は、業務執行社員(株式会社で言えば業務執行取 …
嘱託or申請による担保抹消
以前、銀行にとある土地の担保抹消を頼まれました。 まあ通常は何てことない簡単な業務です。 しかし、その時はある一点の事実があることによって簡単な業務ではなくなりました。 所有者が市町村だったのです。 解除書類受領 まず、 …